
生命保険の3種類とその違いをわかりやすく解説します
生命保険は、加入する期間やもらえるお金によって色々な商品があります。どの商品が自分のニーズに合っているのか分かりづらいと感じていませんか?
実は、沢山ある生命保険商品は、たった3種類に分別することができるのです。本記事では、生命保険の3つの基本の形をはじめ、必要性や加入目的の決め方などを解説します。


あなたや大切な家族に最適な保険とは?
悩む前に、無料でプロに保険相談ができる窓口の利用をおすすめします!
- 相談実績10万件超
- 完全無料で保険相談が可能
- 取り扱い保険会社50社以上
- オンラインと対面の両方可能
- 上場企業なので安心
生命保険の種類は3種類
生命保険には3種類の基本の形があります。
- 定期保険
- 終身保険
- 養老保険
全ての生命保険商品は、この3つのいずれかに該当します。この3種類の概要を把握しておけば、生命保険の仕組みや保障内容が理解しやすくなります。
定期保険とは
定期保険とは、保障の対象となる被保険者が死亡したり高度障害状態になったりした場合に、残される家族への生活費の保障として保険金が支払われる保険です。
その分、家計への負担が少ない割安な保険料で保障を得られる合理的な性質を持っています。
定期保険の保険期間が満了したときは、保障額を増額しない限り、保険期間満了時の健康状態に関わらず更新することが可能です。
しかし、更新後の保険料は年齢ベースで再計算されるので、保険料は一般的に高くなります。
定期保険は、子どもが自立するまでの一定期間だけ高額な死亡保障が欲しいといったケースに適しており、主な商品は以下が挙げられます。
- 収入保障保険
- 逓減定期保険 など
また、法人の福利厚生や退職金の対策としても、長期平準定期保険などが利用されます。
終身保険とは
終身保険とは、保険期間が一生涯にわたり、保険期間中に被保険者が死亡したときは死亡保険金が、高度障害状態になったときは高度障害保険金が支払われる保険です。
加えて、保険期間の途中で解約をすると解約返戻金が支払われます。
ただし、保険期間が一生涯(終身)のため、満期保険金はありません。
終身保険の死亡保険金は遺族への生活資金に充てられるほか、死亡保障が不要になった際は解約返戻金を活かして老後資金などに充てることができます。
終身保険の主な商品は、以下が挙げられます。
- 低解約返戻金型終身保険
- 積立利率変動型終身保険
- 外貨建て終身保険 など
養老保険とは
養老保険とは、保険料を積み立てておく保険期間が決まっていて、その保険期間満了時に被保険者が生存している場合に、満期保険金が支払われる保険です。
加えて、保険期間中に被保険者が死亡したときは死亡保険金が、高度障害状態になったときは高度障害保険金が支払われます。
養老保険は、保険期間中は死亡・高度障害状態の保障があり、満期時に生存していれば満期保険金が支払われるという、保障と貯蓄の両方の機能を兼ね揃えている商品です。
養老保険の主な商品は以下が挙げられます。
- 円建て養老保険
- 外貨建て養老保険 など
生命保険の基本形3種類の特徴をまとめると次のようになります。
|
定期保険 |
終身保険 |
養老保険 |
保障期間 |
一定期間 |
終身 |
一定期間 |
保険料 |
割安 |
定期より高い |
3種類の中で一番高い |
死亡保険金 |
あり |
あり |
あり |
解約返戻金 |
なし(掛け捨て) |
あり |
あり |
満期保険金 |
なし(掛け捨て) |
なし(満期がない) |
あり |
特徴 |
割安な保険料で必要な期間だけ大きな保障を得られる |
一生涯の保障を得られる |
保障が必要な期間が満了したあとは満期保険金が受け取れる |
その他:第三分野の保険とは
ここまでは、生命保険が3種類に分けられることを解説しました。ただし、最近加入ニーズが高まっている医療保険・がん保険などは、正確に言うと生命保険とは別の種類の商品になります。
その理由は、生命保険を含めた保険全般を保険業法上の分野で分けると、下記のようになるからです。
- 第一分野:生命保険
- 第二分野:損害保険
- 第三分野:医療保険、がん保険 など
医療保険は、生命保険、損害保険に続く第三分野の保険として位置付けられており、保険業法上では、生命保険会社と損害保険会社のどちらでも引き受けることができる保険商品となっています。
生命保険はあなたには必要?それとも不要?
生命保険文化センターによる「生活保障に関する調査」では、令和元年時点の生命保険加入率※1は男性が81.1%、女性が82.9%となっています。
約8割の人が入っている生命保険は、いつどのようなきっかけで必要性が生まれるのでしょうか?
一般的に、社会人になったり、結婚をして世帯を持ったり、子どもが生まれるといったライフイベントがあると、保障の必要性は高まります。

※1 生命保険文化センター「生活保障に関する調査」生命保険加入率/令和元年度
ライフステージで必要性を決める
生命保険とは本来、万が一の事態に必要になる突発的なお金を準備するための手段のひとつです。この手段の必要性はすべての人に普遍的なものではなく、ライフステージや家族構成、年齢によって変動します。
一般的なライフステージの進行に沿って、生命保険の必要性を見ていきましょう。
未婚(単身)世帯
独身で扶養する家族がいなければ、生命保険の死亡保障は葬儀代程度があれば充分で、遺族のための高額な保障の必要性は低いでしょう。
既婚・子どもなし世帯
夫婦共働きの場合は、夫婦どちらかが死亡したり高度障害状態になったりした場合、残された方・サポートする方も仕事に影響が出て収入が減る傾向にあります。
そのため、共働きといえども家計を立て直すための保障が必要になります。
既婚・子どもあり世帯
子どもの居る家庭の場合、万が一の場合に残される家族の生活を支えるため、死亡保障の必要性が非常に高いと言えます。
既婚・子どもが独立した世帯
子どもが大学などを卒業して独立すると、学費がかからなくなり、大きな死亡保障の必要性はなくなります。
子どもが独立した後の世帯は、遺族への死亡保障よりも、自分たちの老後資金や医療費の保障が必要です。
また、子どもが結婚して孫が誕生することで、贈与・相続のために加入する生命保険にも一定のニーズがあります。
必要保障額から必要性を決める
必要保障額とは「万が一の場合に最低限必要になる金額」のことを言います。
必要保障額は、保険の対象となる被保険者が亡くなったとき、それ以降で得られるはずの収入や必要となる支出から算定します。
公的保障はねんきんネット※2で試算するのがもっとも正確ですが、生命保険文化センターでもシミュレーションツール※3を提供しています。
なお、万が一の事態に備えるための必要保障額の決め方には、「必要保障額積み上げ方式※4」があります。

下記のステップに基づいて算出した金額を保険金額として、前述の3種類の生命保険で準備することになります。
※4 生命保険文化センター Q.生命保険の加入金額の目安は?
これらの必要保障額は、社会保障制度が手薄な自営業の人はさらに大きくなります。
生命保険に加入するときは目的を明確にする
生命保険とは、死亡により残される家族への経済的不安を始め、公的保障だけではカバーできない医療費や老後資金への備えになるものです。
保険の役割は、万が一の場合に自分で支払いきれないお金に対する備えですから、必要な保障は何なのかという目的を明確にすることが、保険に加入するうえで大切になります。
生命保険で得られる保障は、目的に応じて主に3つに分けることができます。
- 死亡保障
- 医療保障
- 老後保障
それぞれの詳しい保障内容を見ていきましょう。
死亡保障とは
死亡保障とは、被保険者の死亡により残された家族が経済的に困らないように準備しておく目的のものです。
公的制度で受けられる死亡保障には、以下のものが挙げられます。
- 遺族基礎年金
- 遺族厚生年金
- 中高齢寡婦加算
- 死亡一時金 など
また、勤めている企業から受けられる死亡保障にも死亡退職金や弔慰金、遺族年金制度などがありますので、勤務先の福利厚生制度を確認しておくとよいでしょう。
死亡保障に備える生命保険としては、貯蓄性がある終身保険・養老保険のほか、定期保険のひとつである収入保障保険があります。
この仕組みにより、保障額が満期まで変わらない通常の定期保険よりも更に割安な保険料で保障を得られます。
医療保障とは
日本の公的医療保険制度は、原則として全ての人が加入する「国民皆保険制度」とされています。
この公的医療保険制度は大変充実しており、主に以下に挙げる制度によって、国民は医療費の全額を支払わずに済んでいます。
- 医療費の自己負担分が3割で済む「療養の給付」
- 自己負担額が一定の限度額を超えた場合に、その超過分が返金される「高額療養費制度」
- 出産に係る医療費を補填する「出産育児一時金・出産手当金」
- 病気やケガの療養で仕事を休んだときに収入を補填する「傷病手当金」
ただし、以下の医療費は公的医療保険制度の対象外となっています。
- 自由診療、先進医療
- 入院中の食事代、差額ベッド代
- 日用品代、通院に伴う交通費
- 傷病手当金だけでは不足する収入
- 看病に伴う家族の収入減少
さらに、会社員の人と違って、主に自営業の人が加入する国民健康保険には、原則として傷病手当金、出産手当金はありません。
そのため、受けられる公的保障が手薄な自営業の人は、医療費とあわせて入通院で働けなくなる間に減少する収入の備えも考慮する必要があります。

老後保障とは
人生100年時代と言われる昨今では老後2,000万円問題も後押しとなり、老後資金を公的年金だけで賄うのは困難であるとされ、自助努力として老後資金の備えを検討する必要が出てきました。
加えて、老親や自分自身、パートナーの介護の準備も欠かせません。ところで、日本の健康寿命は、男性が72.14歳、女性が74.79歳となっています。
この健康寿命は、平均寿命と比較すると男性は8.84年、女性は12.35年も短いのです。※5
つまり、健康寿命以降から平均寿命までの間は、何らかの介助・介護を必要とする可能性が高いということです。
これらの老後や介護にかかる費用のうち、公的年金や公的介護保険で補えない部分について、民間の個人年金保険や介護保険で備えることができます。
生命保険について悩むなら無料でプロに相談がおすすめ
「生命保険についてはなんとなく分かってきたけれど、イマイチ決め手に欠ける…」「具体的にどんな生命保険が自分や家族に最適なのか迷ってしまう…」
このような悩みがある方は、無料の保険相談窓口でプロに相談することをおすすめします!
-
- 専門知識があるプロから多くの商品やプランを提案してもらえる
- 保険の知識がなくてもプロがフォローしてくれる
- 保険だけでなく家計の悩みや教育資金、老後資金などお金の悩みを一気に相談できる
数ある保険相談窓口のなかで、今おすすめできる最新の人気保険相談窓口を4社を厳選して紹介します!
1.ブロードマインド
- 1年間に6,000件以上のオンライン相談実績がある!
- 2002年の設立以来、相談実績は10万件以上※!
- 提携している保険会社数は最大級の50社以上!
- 生命保険はもちろん、住宅ローンや資産運用、家計の見直しその他お悩みまで専門家に無料で相談できる!
- 事前準備や難しい設定など一切なく、オンラインでも訪問・来店でもお好きな相談方法が選べる!
- アフターサービス専任の部門があるからサポート体制が整っている
ブロードマインド株式会社は、2002年の創設以来累計相談件数10万件※を超える、日本最大級の守備範囲を誇る独立系FP会社です。
生命保険はもちろんのこと、損害保険や資産運用、住宅ローン、財務コンサルティングといった各分野のプロフェッショナルが在籍するだけでなく、アフターサービスを専任する部門まで設置されていることからも、質の高さがうかがえます。
また特筆すべき事項として、他社では証券開設など相談程度にとどまる企業も多いなか、ブロードマインドではライフプランに合わせた提案のみでなく、手続きまでワンストップで行ってくれます。

生命保険以外の生活のこともブロードマインドの一か所で相談・解決ができるのは、快適なのはもちろん、煩雑さもなくなり豊かな生活に繋がるでしょう。
取扱保険会社数 | 57社 ※金融商品仲介業含む |
主要商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、損害保険、金融商品仲介業、住宅ローン代理業、銀行代理業 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・岐阜・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・福井・石川・富山(それぞれ一部地域除く) |
オンライン保険相談 | ○(全国対応可能) |
上場 | ○ |
幅広くお金の知識を持っている経験豊富なFPが対応してくれるため、お金の悩みを一気に解決できます。

※1…公式サイト
2.ほけんのぜんぶ
- お金のスペシャリストに何度でも無料で相談できる
- 子育て世代からシニア層まで累計19万件※1の幅広い相談実績がある
- 在籍しているFPの買うzが316名※2と非常に多く、相談員のFP資格取得率なんと100%
- 取扱っている保険会社数が日本最大級の30社以上
- 都合の良いタイイングに、自宅やオフィス、近隣のカフェなど指定した場所に訪問してくれる
- Web面談(オンライン相談)を受け付けている
※1 2021年4月時点
※2 2021年10月時点
ほけんのぜんぶは、全国47都道府県に相談対応エリアを設けている無料保険相談窓口で、累計申込み件数19万件を誇ることからも信頼性が高いことがうかがえます。
在籍しているFP資格取得者の人数は316名と非常に多く、取得率はなんと驚異の100%です。
”保険相談”とはいうものの、FPに相談が可能なことからも教育資金や家計全般の相談から住宅ローン、老後資金といった保険以外のこともオールマイティーに相談ができるのも魅力です。

取扱保険会社数 | 39社※2 |
主要商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、個人年金保険、損害保険、住宅ローン、教育資金、 |
対応地域 | ー(訪問型) |
オンライン保険相談 | ○(全国対応可能) |
上場 | × |


3.保険無料相談.com
- 従来通りの自宅やカフェ、オフィスでの訪問相談はもちろん、オンラインでも面談可能
- 希望すれば女性担当相談員を指定することができる
- 面談後のアンケート回答でもれなく豪華プレゼントがもらえるキャンペーン中!
保険無料相談.comは、経験豊富な保険のプロが多数在籍しており、面談場所は希望する場所を指定することができます。勤務先の近くや自宅近く、逆に自宅訪問やオンライン保険相談まで網羅。
取扱保険会社数 | 22社 |
主要商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、損害保険 |
対応地域 | 一部対応できない地域あり(要相談) |
オンライン保険相談 | ○ |
上場 | ✕ |
保険無料相談.comでは、時点面談後のアンケートに回答するだけで希望するプレゼントをGETできるキャンペーンを実施中!2022年3月31日までの期間限定のため、この機会にぜひ保険相談をしてみてはいかがでしょうか。

出典:公式サイト
4.保険市場
- 全国5,000人以上の保険コンサルタントが在籍
- 取扱保険会社数は国内最大級の90社※2、お客様満足度は97.9%※3
- 店舗は全国に713店舗※4あるため近くの店舗が見つかる!
2021年には創業26年目をむかえる老舗企業である保険市場は、専業の保険代理店で唯一である東証一部上場企業であることからも確かなセキュリティ体制と高水準のコンプライアンス体制が期待できます。
総保険契約保有件数59万件以上を誇ることからもそこに確かな実績がうかがえます。
取扱保険会社数 | 90社 |
主要商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、損害保険 |
対応地域 | 全国713店舗※2(それぞれ一部地域除く) |
オンライン保険相談 | ○(全国対応可能) |
上場 | ○ |
相談者から特に人気のあるコンサルタントを指名して予約することが可能となったため、コンサルタントをより身近に感じながら気軽に申し込むことができます。

※2…2021/7/27時点
※3…2019年11月~2020年1月の期間中に保険市場 コンサルティングプラザで保険のお申し込みをいただいたお客さまの中で店舗評価アンケートにて満足度を星3つ以上と答えた方の割合
※4…※2021年7月27日時点
出典:公式サイト
まとめ
生命保険は、定期保険・終身保険・養老保険の3つの基本形があり、全ての生命保険商品はこの3つのいずれかに該当する仕組みになっています。
ですから、この3種類の概要を把握しておけば、保障期間や貯蓄性の有無を判断するのに役立ちます。
一般的には結婚して子どもが生まれ、その子どもが進学するにつれて、必要性も必要保障額も上がっていきます。ただし、生命保険は入ることが目的ではなく、もしもの時の出費に備える手段の一つです。
ライフステージごとに必要な保障は何かという目的を明確にして、お金に困る状況を作らないことが重要です。
募集文書番号:BM21-042
生命保険関連記事