仮想通貨のスプレッドとは?狭い・小さいおすすめ取引所4選比較
仮想通貨の取引の際に非常に気になるのがスプレッドです。取引の際に意識しておかないと、コストが大きくなり損をしてしまいがち。
もしかすると、「仮想通貨取引はスプレッドが広すぎて儲からない」とお悩みの方も少なくないでしょう。
そこで、この記事では仮想通貨のスプレッドが広い理由について詳細を解説します。ほかにも、コストを抑える方法やスプレッドの計算方法、おすすめの仮想通貨取引所4選も徹底比較しています。

仮想通貨のスプレッドとは?
仮想通貨のスプレッドとは、「購入時と売却時の価格の差のことです」。英語では「spread」と表記され、「幅」という意味になります。
仮想通貨の販売所では、基本的に取引手数料は無料になっています。そのため、スプレッドが実質的な手数料のような役割を担っていると言えるでしょう。
BidとAskの価格は常に変動するため、スプレッドも頻繁に変わります。各取引所でのスプレッドもそれぞれ常に変化しており、常にスプレッドが一番狭い業者というのは存在しません。

スプレッドが狭い・小さいおすすめの仮想通貨取引所5選徹底比較
(ビットフライヤー)
(BitMatch取引手数料を除く)
(単位: BTC)
テイカー:0.05%
(BitMatch取引手数料を除く)
(500円相当額以上)
(約1,000円相当)
(1円から取引可能)
Coincheck(コインチェック)
- 豊富な17銘柄の仮想通貨
- 取引所取引の手数料がTaker、Makerともに無料!
- 積立購入や貸暗号資産でリスクを抑えることができる
- Coincheckつみたてで毎月一定額自動で積立が可能
- 保有する仮想通貨を貸し出して利息収入を得られる
老舗企業の仮想通貨取引所であるコインチェックは、アルトコイン含む仮想通貨が17銘柄もあるので初心者の方にもおすすめできます。
また、Coincheckつみたてでは暗号資産を毎月一定額自動で積立し、安定した投資ができるサービスを展開しています。リスクを抑えることが可能です。

Coincheckのアプリも使いやすいデザインが人気で、ダウンロード数は国内№1を誇ります。※
取扱い通貨数 | 17種類 |
---|---|
レバレッジ |
無し |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無し |
主な通貨の送金手数料 |
通貨によって異なります。 |
取引手数料 |
※全て税込です。 |
出金手数料 |
407円(税込) |
社名 |
コインチェック株式会社 |
DMM Bitcoin
- レバレッジ取引できる仮想通貨の種類が№1※公式より
- 機能が豊富で使いやすい取引ツール
- 取引手数料・出金手数料が無料※BitMatch取引手数料を除く
- 最短1時間以内に取引開始可能
- スマホアプリもPC版に匹敵する高機能
DMM Bitcoinは、ビットコインはもちろん、イーサリアムなど将来有望なアルトコインを含む19種類の仮想通貨を取り扱っています。また、レバレッジ取引にチャレンジしたい方でも2倍まで対応しています。
また、BitMatch注文というDMM Bitcoinが提供する販売所価格の中値で買い手と売り手がマッチングした際に取引が成立するという取引方法が可能です。
また、入金手数料、出金手数料が無料で利用できるため、頻繁に口座資金を移動する人にも使いやすいです。

取扱い通貨数 | 19種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
主な通貨の送金手数料 | 無料 |
取引手数料 | 無料 ※レバレッジ手数料は0.04%/建玉ごと |
出金手数料 |
無料 |
社名 |
株式会社DMM Bitcoin |
※2022年4月1日7:00〜2022年8月1日6:59
BITPoint(ビットポイント)
- 出来高ランキングが国内№1※公式より
- 国内で唯一トロン・エイダ・ジャスミーを取扱い中
- 初めてでも直感的に使用可能なスマホアプリ
- さまざまな手数料が無料
- レンディングで仮想通貨を増やすことも可能
- 最短当日から取引スタートできる
BITPointは、出来高ランキングが国内№1の取引所で、2022年3月現在ではほかの取引所では取扱いの無いエイダ・ジャスミー・トロンといった仮想通貨を売買できるのが特徴的です。※公式より
また、様々な手数料が無料に設定されており、コストが安く済むのもBITPointの強みと言えます。
さらに、仮想通貨を貸して増やせるレンディングサービスも行っています。一定期間仮想通貨を貸し出すと、堅実に所有数量を増やすことができます。
口座開設のスピードの速さも特徴的。スマホからの申し込みで、最短当日にエイダコインを購入可能です。
取扱い通貨数 | 12種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 振込入金:振込手数料のみ 即時入金:無料 |
出金手数料 | 無料 |
社名 | 株式会社ビットポイントジャパン |
※2022年6月30日16:00〜2022年7月12日16:00まで
bitFlyer(ビットフライヤー)
- BTCの取引量が国内№1※
- 取引手数料など様々な手数料が完全無料
- かんたん操作で取引できる
- 14種類の仮想通貨を100円から売買可能
- 100%の顧客資産をコールドウォレットで保管
※Bitcoin日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
bitFlyerは15種類のビットコイン・アルトコインが100円から始められるのが大きな特徴です。また、全通貨販売所での手数料が無料なのも初心者にも優しいポイントです。
入金も住信SBIネット銀行のクイック入金であれば日本円の手数料が無料になるので、口座を持っている方はお得に取引することができます。
取扱い通貨数 | 15種類 |
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レバレッジ | 最大2倍 ※bitFlyer Lightningで可能 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 0.01%~0.15% |
主な通貨の送金手数料 | 通貨によって異なります。 |
入金手数料 |
|
出金手数料 |
|
社名 |
株式会社 bitFlyer |
【マネックスビットコイン】暗号資産CFDが可能、レバレッジ手数料は0.04%!小学資金で大きな取引が可能

- レバレッジ手数料は0.04%と業界水準で使いやすい
- 取引手数料が無料
- 24時間365日いつでも取引できる
マネックスビットコインの特徴
マネックスビットコインは、マネックス証券が提供する暗号資産取引所です。

メジャーな通貨である、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)をはじめ、暗号資産CFDと呼ばれるレバレッジ取引も可能です。
マネックスグループは傘下にコインチェックがありますが、今現在は現物取引が可能である一方レバレッジ取引は不可能です。
ただ、マネックスグループのマネックス証券が提供する暗号資産CFDを利用すれば、最大レバレッジ2倍で取引が可能となります。
また、マネックス証券は暗号資産取引だけではなく、FX、株、投資信託などの金融サービスも提供しています。
取扱い通貨数 | 4種類 |
---|---|
レバレッジ | 最大2倍 ※bitFlyer Lightningで可能 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
主な通貨の送金手数料 | 通貨によって異なります。 |
入金手数料 |
無料(別途銀行所定の振込手数料がかかります。) |
出金手数料 |
通常出金:無料 即時出金サービス:330円(税込) |
社名 |
マネックス証券株式会社 |
仮想通貨のスプレッドの計算方法
スプレッドの計算方法について解説します。スプレッドは、買値(=Ask)と売値(=Bid)の価格差なので、この2つの値の差を計算すれば算出可能です。
計算式は以下のようになります。
もう少し分かりやすくするために、具体例を出して説明します。
例えば、ビットコインの「買値(Ask)=103万円」・「売値(Bid)=100万円」だとします。
この際のスプレッドは「103万円ー100万円=3万円」となります。
販売所において、買値は売値よりも必ず高くなるので、このようにスプレッドが発生します。
スプレッドは常に変動しますが、取引量が多い業者の方が狭くなる傾向はあります。そのため、できるだけ認知度の高い業者を利用することで、有利な環境で取引できると言えるでしょう。

仮想通貨のスプレットが高い!広すぎで儲からない理由
「仮想通貨のスプレッドが高すぎる」という声があります。以下のような理由が考えられます。
- 取引所ではなく販売所を利用している
- 需給関係のバランスが崩れたタイミングで取引している
- 流動性が低いマイナーコインを売買している
取引所ではなく販売所を利用している
仮想通貨の取引の際には取引所と販売所を利用できますが、スプレッドが発生するのは販売所の方です。
販売所では、仮想通貨交換業者が売買価格を決定します。その際、販売所を運営していくための利益を出すために、スプレッドを広めに設定することがあります。
そのため、スプレッドが気になるのであれば、販売所ではなく取引所で仮想通貨を売買すべきでしょう。

需給関係のバランスが崩れたタイミングで取引している
需要と供給のバランスが崩れた場合、スプレッドは広がりやすいと言えます。「買い手が多いのに売り手は少ない」など、「買い」と「売り」の量が釣り合わなくなるとスプレッドは高額になりがちです。
一例として、価格が急騰・暴落しているときには需要と供給のバランスは崩れ、スプレッドが広がりやすいと言えます。

流動性が低いマイナーコインを売買している
マイナーなコインは、市場に出回っている量が少なく、スプレッドが広がりやすいです。買いたい人・売りたい人の数が少なく、取引が成立しにくいためです。
流通量が少ないマイナーコインを扱う際には、どうしてもスプレッドが広くなりがちと言えます。

仮想通貨のスプレッドを安く抑える方法
- 販売所を避けて取引所を利用する
- 複数の業者を見比べてスプレッドが安いところを選択する
- 急騰・急落時には取引をしない
販売所を避けて取引所を利用する
スプレッドの発生を避けるには、取引所を使うのもいいでしょう。販売所では業者が設定したスプレッドが必ず発生しますが、取引所でかかるコストは安価な手数料のみです。
取引所では、利用者が提示した金額で売買価格が決まります。そのため、安価な取引手数料以外のコストは発生せず、トレードができます。
取引所は販売所に比べると使い方が難しそうに見えるかもしれません。しかし、慣れれば意外と簡単に扱えるものですので、チャレンジしてみましょう。

複数の業者を見比べてスプレッドが安いところを選択する
複数の取引所を見比べてスプレッドが一番狭いところを選択するのも、有効な戦略です。
スプレッドは常に変動するため、最もスプレッドが狭い業者を断言することはできません。その時によって変わるのが現実なのです。
そのため、スプレッドをできるだけ安くするためには、その都度どの業者が安いかを比較するしかありません。FX業者とは違ってスプレッドが固定されていないため、スプレッドを単純に比較するのが難しいのです。

急騰・急落時には取引をしない
相場の急騰・急落時には需給関係が崩れるため、スプレッドが広がりやすいです。こういったタイミングでトレードすると、取引コストが高くなってしまいます。
そのため、できるだけ価格が落ち着いたタイミングで売買したほうがいいです。
どうしても早急にトレードする必要性がある場合は、余裕があれば複数の業者を見比べましょう。スプレッドが狭い業者を選択することで、取引コストを抑えることが可能です。

よくある質問
スプレッドは常に変動するので、最も狭い業者を取引時に見定めるようにしましょう。
まとめ
この記事では、仮想通貨のスプレッドが広すぎる原因について解説しました。仮想通貨の販売所では、買値(Ask)と売値(Bid)の差であるスプレッドが必ず発生します。
スプレッドは業者が独自に設定するものであり、常に変動するものです。そのため取引時に複数の業者を見比べることで、スプレッドが狭い環境を選択することができます。
また、販売所ではなく取引所を使うことで、取引の際のコストを抑えることが可能です。手数料を安く抑える方法は存在しますので、この機会にいろいろと試してみるといいでしょう。

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