ネム(XEM/NEM)の今後や将来性はない?1000円になる可能性も徹底解説
コインチェック事件で盗難されたことで有名な仮想通貨ネム。今後ネムがどうなるのか、気になる方も多いと思います。
弊サイトが2022年1月に独自で開催したアンケート調査結果では、ネムは過去1年以内に最も投資した仮想通貨銘柄の4位にランクインしています。
そこでこの記事には、ネム(XEM/NEM)の特徴や今後の見通しについて解説します。2021年に新たにリリースされた、シンボル(Symbol/XYM)について説明しています。

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ネム(NEM/XEM)とは?基本情報と特徴を解説
ネム(NEM/XEM)とは
ネム(NEM/XEM)とは、2015年4月に発行開始された仮想通貨。正式にはネムというのはプラットフォーム名。仮想通貨名は正式にはZEM(ゼム)ですが、俗称としてネムと呼ぶことが多いです。
国や政府などの既存の枠組みを超え、経済的な自由・平等に基づいた新しい経済の枠組みを作ることを目標にしています。
プラットフォーム名 | ネム(NEM) |
---|---|
仮想通貨名 | ZEM(ゼム) |
発行枚数 | 8,999,999,999 XEM |
取引承認の仕組み | PoI(Proof of Importance) |
ネム(NEM/XEM)の特徴
セキュリティが高い
ネムは、非常に高いセキュリティを持っていることが大きな特徴です。
仮想通貨が広く利用されるようになるためには、セキュリティが高いことが絶対条件。ネムは仮想通貨の中でも高い安全性を誇り、広く使われる条件を満たしています。
ちなみに、2017年のコインチェック事件でネムが盗難に遭ったため、ネムのセキュリティに疑問を持つ人がいます。
しかし、これはネムのセキュリティに問題があったわけではありません。当時セキュリティが甘かったのはコインチェックです。

ネム自体には特に問題起こっていません。むしろ、ネムは数ある仮想通貨の中でも安全性の高いと言っていいでしょう。
実際に、2016年には中国のサイバーセキュリティ関連会社は、ネムを安全性が高い仮想通貨として高く評価されています。※
POI
ビットコインがPoW(Proof of Work)という仕組みで、トランザクションの承認が行われています。
一方でネムは、トランザクションの承認システムとして、POI(Proof of Importance)が採用されています。POIは、ネムの使われている独自の仕組みです。
一方、POIはコンピュータの性能とは関係なく「貢献度」で、マイニングの成功率が決定します。つまり、ネムの保有量や保有期間が多いほど、マイニング成功しやすくなっているのです。
この仕組みにより、ネムの保有率が高まるように設計されており、供給率が高まる仕組みになっています。

ネム(NEM/XEM)のシンボル(Symbol/XYM)とは?
ネムは2021年3月にアップデートを行い、新しい仮想通貨のシンボル(Symbol/XYM)を発行しました。正式にはシンボルはプラットフォーム名で、仮想通貨名はジム(XYM)です。
シンボルには以下のような特徴があります。
- セキュリティがさらに強化される
- モザイクとネームスペース
- すでに実用化が進んでいる
セキュリティがさらに強化される
ネムはもともとセキュリティが強固な仮想通貨です。しかし、どうやらシンボルは、アップデートによりさらに安全性が高まりました。
シンボルでは「マルチレベルマルチシグ」という仕組みを導入。これにより複数のマルチシグアドレスに参加可能になり、最大で3階層のマルチシグが設定できるようになりました。
ネムはもともとプライベートブロックチェーンで運用されていました。シンボルがローンチされたことで、ブロックチェーンが「プライベートブロックチェーン」に進化。

モザイクとネームスペース
モザイクとは、ネムのブロックチェーン上でトークンを作り出せる機能。もともとネムに備わっていましたが、シンボルの誕生でさらに進化しました。
ネムでは、モザイク制作の際「ネームスペース」という場所のレンタルが必須でした。しかし、シンボルではスペースをレンタルせずに、モザイクが作れるようになったのです。
さらに、ネムではモザイクのレンタル期間は1年間と決まっていました。シンボルの誕生により、レンタル期間の設定が自由に。有効期限の無いモザイク作成が可能になったのです。

すでに実用化が進んでいる
シンボルは、すでに実用化が進んでいます。例えば、2022年のFIFAワールドカップでは、ホテル建設にシンボルが利用されます。
具体的には「BIM」と呼ばれる、建物を3次元で設計できるツールでシンボルが使われています。
また、廃棄物の追跡(トレーサビリティ)でも使わる予定です。スペインの企業が開発のプロジェクト。シンボルをベースに作られる、初のアプリになりそうです。

ネム(NEM/XEM)の今後や将来の見通しは?
ネム(NEM/XEM)は今後価格が上がるのでしょうか?断言はできませんが、価格が上がると思われる要素は複数存在します。
- 決済手段としての普及
- 開発が年々進んでいる
決済手段としての普及
ネム(NEM/XEM)は、処理速度が非常に速く決済にも十分に利用できます。そのため、決済手段として普及する可能性が十分にあります。
大企業などで、ネム決済が広まれば大きく価格が上昇する可能性が十分にあるでしょう。
また、クリプトモールというショッピングサイトでは、ネムを含む様々な仮想通貨で決済可能です。
ネムを決済可能手段として受け入れるお店が拡大すればするほど、価格が上昇する可能性があるでしょう。

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開発が年々進んでいる
世の中には生み出さたあと開発が途中で止まり、事実上挫折してしまった仮想通貨が多く存在します。そんな中、ネムは「New Economy Movement」の理念を実現すべく、着々と開発が進んでいます。
2015年 | 仮想通貨ネムが誕生 |
---|---|
2017年 | ネム財団が設立される、mijinを発表、ICOプラットフォーム「COMSA」の発表 |
2021年 | アップデート完了し、シンボルが誕生 |
このように2015年の誕生以来、ネムは継続して開発を進め続けています。
仮想通貨は価格が上昇しない時期も存在するため、高いモチベーションが無ければ開発を続けることは不可能です。6年以上の時間の間に、理念を諦めてしまうことになっていたでしょう。

ネム(NEM/XEM)の将来性|1000円や10000円になるのか
ネム(NEM/XEM)の価格は今後どうなるのか、気になるところです。ネム(NEM/XEM)の価格は今後上昇し、1000円や10000円に達する可能性はあるのでしょうか?
ここでは、海外の予想サイトの分析結果を通して、今後の価格推移を考えてみたいと思います。
- cryptopolitanの予測・・・2025年に$1 to $1.2程度
※参照 cryptopolitan.comの価格予想 - walletinvestorの予想・・・2026年に$0.89程度※
※参照サイト - tradingbeastsの予測・・・2024年に$0.40程度※
※参考サイト - cryptoandfireの予測・・・2030年付近に$5-$9程度※
※参考サイト
ネムの価格がどの程度まで上がるかは、はっきりしたことは言えません。しかし、ネムの価格が上昇する確率が高いことは、間違いなさそうです。

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取扱い通貨数 | 17種類 |
---|---|
レバレッジ | 無し |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 通貨によって変わる |
入金手数料 | コンビニ入金:770円から(税込み) クイック入金:770円から(税込み) |
出金手数料 | 出金手数料:407円(税込み) |
社名 | コインチェック株式会社 |
※出典:公式サイト
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取扱い通貨数 | 15種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 無料※ |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | クイック入金:無料 振込入金:無料(銀行手数料は利用客負担) |
出金手数料 | 無料 |
社名 | 株式会社DMM Bitcoin |
※出典:公式サイト
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取扱い通貨数 | 15種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | 0.01%~0.20% |
仮想通貨の送金手数料 | 通貨により異なる |
入金手数料 | 銀行振込手数料 : 各銀行所定 クイック入金手数料 ・住信SBIネット銀行から:無料 ・住信SBIネット銀行以外から:330円(税込) |
出金手数料 | 220円~770円(税込) |
レバレッジ手数料 | 50%以下でロスカット対象 ※レバレッジ2倍の場合 |
証拠金維持率 | 0.04%/日 |
社名 | 株式会社bitFlyer |
出典:bitFlyer公式
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取扱い通貨数 | 15種類 |
---|---|
レバレッジ | 2倍 |
販売所手数料 | 無料 |
取引所手数料 | Maker(受け取り)-0.01% Taker(支払い)0.05% |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 ※銀行振込手数料のみ自己負担 |
出金手数料 | 無料 |
社名 | GMOコイン株式会社 |
※出典:公式サイト
ネムを含む仮想通貨に関するアンケート調査結果
弊サイトが独自で開催した仮想通貨に関するアンケート調査によると、ネムは過去1年以内に最も投資した仮想通貨銘柄の4位となっています。
回答 | パーセンテージ |
---|---|
ビットコイン | 55.8% |
イーサリアム | 12.2% |
リップル | 10.2% |
ネム | 5.1% |
ビットコインキャッシュ | 3.3% |
その他 | 4.6% |
1年以内には投資していない | 8.8% |
ビットコインに投資したと回答した投資家がおよそ半数以上いるなか、ネムはイーサリアムやリップルに次いで最も投資をしたという回答が見られる結果となりました。

回答 | パーセンテージ |
---|---|
ビットコイン | 47.3% |
イーサリアム | 16.6% |
リップル | 12.4% |
ネム | 4.2% |
ビットコインキャッシュ | 4.7% |
その他 | 4.4% |
特にない | 10.4% |
アンケート調査の概要 | |
---|---|
調査目的 | 仮想通貨に関するアンケート |
調査対象者数 | 20歳から70歳未満の男性396名、女性154名 計550名 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査実施会社 | 株式会社ジャストシステム |
調査実施期間 | 2022年1月 |
ネム(XEM/NEM)についてよくある質問
まとめ
今回の記事では、ネム(XEM/NEM)の将来性や、今後の価格の予想を紹介しました。
ネムは高機能なため、将来性には期待が持てます。シンボルがリリースされたこともあり、今後には期待をすることができるでしょう。

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