専業主婦も申し込めるカードローン5選!収入なしでも借り入れ可能?
カードローンの審査に通るためには安定収入があることが基本ですが、収入がない専業主婦でも「生活費が足りない」「欲しいものがある」などの理由でお金を必要とする人も少なくないようです。

そこで今回は、専業主婦がカードローンの審査に通りやすくするためのポイントや、夫に内緒で借り入れをした場合の注意点について解説していきます。
専業主婦でも申し込み可能なカードローンも紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
収入なしの専業主婦もカードローンを利用できる?
カードローンの申し込みは「安定した収入がある人」が条件になっている場合がほとんどです。
よって、収入がない専業主婦は利用が出来ないのでは?と考える人もいるかもしれませんが、専業主婦でも利用できる商品もあります。
まずは、申し込み可能な場合がある金融商品を確認していきましょう。
- 銀行カードローン
- 消費者金融の配偶者貸付
①銀行カードローン
銀行が提供しているカードローンの中には、専業主婦でも申し込みを可能としているものもあります。

ただし、銀行カードローンの中には専業主婦が契約できない金融機関もあるため、事前に確認をしておく必要があります。
②消費者金融の配偶者貸付制度
消費者金融には、配偶者の年収の3分の1まで借り入れできる「配偶者貸付制度」があります。
配偶者貸し付けには、次のような注意点もあります。
- 必ず配偶者の同意書が必要
- 配偶者の本人確認書類も必要
- 一般的に大手消費者金融では取り扱いがない
配偶者貸付は必ず配偶者の同意書が必要なため、配偶者に隠して借りることができません。
また、基本的に大手消費者金融では取り扱っていない点も注意が必要です。参考までに、配偶者貸付制度を取り扱っている会社を紹介しましょう。
ベルーナノーティス
ベルーナノーティスは、カタログ通販でも知られるベルーナグループが運営する消費者金融です。
配偶者の同意書は必要ですが、女性専用ダイヤルで相談できるなど、専業主婦の方が安心して利用できる商品となっています。

金利(実質年率) |
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利用限度額 | 最高300万円 |
必要書類 |
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出典:https://www.b-loan.jp/guide/ladys/
※公式サイト
専業主婦でも申し込める銀行カードローン5選
イオン銀行カードローン
- 上限金利が13.8%と低め
- コンビニ等の提携ATMが原則手数料無料
- 毎月の返済額が1,000円からと返済しやすい
イオン銀行カードローンは、上限金利が13.8%と低めなのが特徴です。

また、前月末日の借入残高が3万円以下の場合の返済額は1,000円と返済しやすい金額なので、専業主婦でも無理なく利用しやすいのが特徴です。
金利(実質年率) | 3.8%~13.8% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
WEB完結 | 〇 |
融資スピードの目安 | 最短5日程度 |
申込対象 | 満20歳以上満65歳未満で、安定かつ継続した収入の見込める人(専業主婦も可能) |
出典:https://www.aeonbank.co.jp/loan/card_loan/
セブン銀行カードローン
- 金利は限度額に応じて2種類のみ
- セブン銀行ATMで原則24時間手数料無料で借入出来る
- キャッシュカード到着前からアプリで借入・返済が出来る
セブン銀行カードローンは、金利の設定が実質年率15.0%と14.0%の2種類しかないため、自分の適用金利がいくらなのか分かりやすいのが特徴です。
また、利用限度額も100万円までに抑えられているため、借りすぎの防止にもつながるでしょう。

また、セブン銀行のATMでは原則24時間手数料無料で利用できる上に、カードレスでの利用も可能です。ただし、セブン銀行以外のATMは利用出来ないため、注意が必要です。
金利(実質年率) |
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利用限度額 | 10万円・30万円・50万円・70万円・100万円 |
WEB完結 | 〇 |
融資スピードの目安 | 最短2営業日 |
利用対象 | 満20歳以上満70歳未満で、審査基準を満たし、指定される保証会社の保証を受けられ、セブン銀行の口座を保有している方(外国籍の場合永住権を持っている方) |
出典:https://www.sevenbank.co.jp/personal/netbank/deposit_loan/loan/
新生銀行スマートカードローンプラス
- 新規契約時にTポイントがもらえる
- コンビニなど提携ATMの手数料無料
- 新生銀行の口座がなくても申込出来る
新生銀行スマートカードローンプラスは、新生銀行の口座がなくても申込みできるので、わざわざ口座を開設するのが面倒な人にもおすすめです。

また、新規契約時にTポイントを最大2,000ポイントもらえるサービスも利用できます。事前にエントリーが必要なので忘れないようにしましょう。
金利(実質年率) | 4.5%~14.8% |
利用限度額 | 1万円以上500万円以内 |
WEB完結 | 〇 |
融資スピードの目安 | 最短翌営業日 |
申込可能年齢 | 申込時満20歳以上満70歳以下 |
出典:https://www.shinseibank.com/powerflex/splus/
ひめぎんクイックカードローン
- WEB完結申込なら30日間無利息
- 提携コンビニATMが月4回まで手数料無料
- 1カ月の間で返済日を自由に設定出来る
ひめぎんクイックカードローンは、愛媛銀行に口座がなくても来店不要で申込みができるので、全国どこからでも申込みが可能です。

また、次回の返済日を1カ月の間で自由に決められるので、自分の都合に合わせて返済できる点も魅力でしょう
金利(実質年率) | 4.4%~14.6% |
利用限度額 | 最大800万円 |
WEB完結 | 〇 |
融資スピードの目安 | 最短翌営業日以降 |
申込対象 | 申込時の年齢が満20歳以上満65歳以下で、安定した収入があり(専業主婦・パート・アルバイト含む)、指定の保証会社の保証を受けられる方 |
出典:https://www.himegin.co.jp/personal/loan/card/quick/
専業主婦向けのカードローンは審査が甘い?
専業主婦向けのカードローン商品は審査が甘いと考えている人もいるかもしれません。しかし、専業主婦だからと言って審査が甘くなることはありません。
また、申込者だけでなく、配偶者の借入状況に問題がある場合も返済能力が低いとみなされて審査落ちする場合が考えられます。
銀行は貸し倒れリスクを防ぐために返済能力がない人を審査に通すとは考えにくいでしょう。

カードローンの審査に通りやすい人・落ちやすい人とは
カードローンに申し込めたとしても、当然ですが審査に通らなければ意味がありません。先ほども解説したように審査は決して甘いものではないので、事前に対策を立てておく必要があります。
そこで、ここからは審査に通りやすい人・通りにくい人の特徴について解説しましょう。
ここで解説する内容は、あくまでも一つとの例として参考にしてください。
審査に通りやすい人の特徴
カードローンの審査では、重要視されると考えられる項目がいくつかあります。カードローンの審査に比較的通りやすい人の特徴は次のとおりです。
- 本人または配偶者に毎月安定継続した収入がある
- 他社での借入がない
- 他社での支払いを延滞していない
これらをしっかりと見極めておくことが、審査に通過しやすくなるためのカギとも考えられるでしょう。

審査に落ちやすい人
一方で、カードローン審査に落ちやすい人の特徴もまとめてみました。
- 複数社から借入がある
- 支払い延滞がある
- 申込内容に不備がある
カードローンは返済能力が重要視されるため、すでに他社で借入がある人は返済能力が低いと判断される場合も考えられます。
また、申込時の内容に間違いがあると審査に時間がかかってしまう可能性が考えられるため、ご注意ください。電話番号の記載間違いや、書類の提出時の写真が不鮮明でないかも要注意です。
専業主婦は夫に内緒で借り入れできる?
専業主婦がカードローンで契約する時に気になるのが「旦那にバレてしまうか?」という点ではないでしょうか。

ここでは、夫に内緒でカードローンを利用したい場合の注意点を解説していきます。
契約時の書類やカードの郵送物に注意
夫本人や夫の勤務先に電話がかかることは基本的にはありませんが、契約後に届く書類やカードの取り扱いには注意が必要です。
特にカードは書留で自宅に届くケースが一般的なので、不在中に家族が代わりに受け取る可能性もあります。普段使っていない銀行からの郵便物だと怪しまれてしまう可能性があります。
返済を延滞すると夫にバレやすくなる
カードローンの契約時に届く書類やカードは入会時だけ注意すべきポイントですが、契約後の利用時にも注意したいのが返済の延滞です。
督促の電話が何度もかかると怪しまれますし、銀行からのハガキを見られてしまう可能性もゼロではありません。よって、契約後は返済が遅れないよう、計画的に利用しましょう。
配偶者貸付制度を利用する際は隠すことはできない
記事内でも解説したように、配偶者貸付制度を利用する場合には配偶者の同意書や本人確認書類の提出が必要です。よって、夫に内緒で借り入れをすることはできません。
配偶者貸付制度を利用する際は、きちんと制度の仕組みを理解した上で申し込みましょう。
専業主婦がカードローンを利用する際の注意点
専業主婦でも申込みできる商品は存在しますが、専業主婦は収入がないため、一般的には収入がある主婦よりも制限が多いと考えられます。
専業主婦がカードローンを利用する際の主な注意点を確認していきましょう。
- 即日融資は難しい
- 限度額が希望よりも低く設定されることがある
①即日融資は難しい
専業主婦がカードローンを利用したい場合は、専業主婦も申し込みができる銀行カードローンか、消費者金融の配偶者貸付制度を利用する方法があります。
しかし、どちらも即日融資を受けることができません。

万が一の時のために、利用を検討している方は時間に余裕を持って申し込みすることをおすすめします。
②限度額が希望よりも低く設定されることがある
専業主婦は自分自身に返済能力がない為、利用限度額を少なめに設定されるケースも少なくありません。
例えば、利用限度額の最高額が800万円のカードローンだとしても、専業主婦の限度額は50万円以下に制限されることもあります。
専業主婦は高額の借入が難しいため、融資額が足りない場合にはパートなどで収入を得ることも検討してみましょう。

専業主婦がカードローン審査に通るためのポイント
専業主婦がカードローンに申し込んだ時に、少しでも審査に通りやすくするための主なポイントについて解説していきます。
いざという時にスムーズに融資を受けるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
- 他社借入をゼロにしておく
- 他社の返済を延滞しない
- 複数のカードローンに同時申し込みをしない
- 希望限度額はできるだけ少額にする
①他社借入をゼロにしておく
カードローンの審査では、他社借入についても調査されると考えられます。今他社でいくら借りているのかを知ることで、申込者の返済能力を判断する材料にできるからです。
特に専業主婦は自分自身に収入がないので、他社借入が多いと審査に落ちてしまう可能性が考えられます。
②他社の支払いを延滞しない
他社ローンの返済や、クレジットカードの支払い、割賦払いの支払い、ローンやクレジットカード等の支払い遅れは個人信用情報に記録が残ります。
カードローン審査時には個人信用情報の記録を確認しているので、審査時にそれらの支払い遅れの記録が残っていると審査落ちの原因になってしまうおそれが考えられます。

③複数のカードローンに同時申し込みをしない
カードローンの審査が通るか不安なため、複数のカードローンに同時に申し込もうと考える人もいるかもしれません。
しかし、複数のカードローンに申し込んでいることが発覚すると、「お金に困っているのではないか」「返済できないのではないか」とみなされてしまう可能性が考えられます。
よって、申し込みは1社ずつ行うことをおすすめします。
④希望限度額はできるだけ少額にする
上記でも解説したように、専業主婦は申請した希望額よりも利用限度額を少なめに設定されるケースも珍しくありません。
よって、申し込みの段階でできるだけ希望限度額を少なく申告することで、審査に通る可能性がアップすることも考えられます。

カードローンに関するQ&A
カードローンの特徴は以下の通りです。
- 借入返済がいつでもどこでも可能
- 保証人・担保なしで借り入れることができる
- 利用目的は自由
急な出費がある時など審査を通れば比較的手軽に借り入れすることができるので借りすぎには注意をしましょう。
- 安定継続収入が毎月本人または配偶者にある
- 他社での借入の有無
- 他社での支払いを延滞しているかどうか
審査が不安な方は以上の項目を確認しておくとよいでしょう。
まとめ
今回は、専業主婦が申し込めるカードローンを紹介し、審査に通りやすくするためのポイントや注意点を解説しました。
カードローンの申し込みは安定した収入があることが条件となっているケースが一般的ですが、中には専業主婦も申し込みが可能な銀行カードローンがあります。
また、消費者金融の配偶者貸付制度を利用することで、専業主婦でもカードローンを利用できる可能性もあります。
今回解説した内容を参考にしながら、無理のない範囲でカードローンの利用も検討してみてはいかがでしょうか。
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