仮想通貨(暗号資産)シンボル(XYM) の将来性は?今後の見通しを解説

仮想通貨シンボル(XYM) の将来性は?今後の見通しを解説

監修者の紹介
増田さん

監修者増田 諒

2021年1月1日現在、全国に891世帯1,257名のクライアントを抱えるコンサルタントとして活動中。年間100件の個別相談のほか「マネー・ライフプランニング」「資産運用」「保険」「確定申告」「住宅ローン」「相続」等のテーマのセミナーで登壇。

MDRT入賞 7回 ・TLC(生命保険協会認定FP) ・CFP ・IFA(証券外務員1種)・ファイナンシャルプランニング技能士1級 ・宅地建物取引士 貸金業務取扱主任者

増田 諒Masuda Ryo

仮想通貨の管理に使われる技術は常に進歩しており、様々なプラットフォームも仮想通貨と同じように生まれています。今回はその中でもシンボル(XYM)というブロックチェーンプラットフォームについて詳しく紹介していきます。

シンボルと密接な関係があるネム(XEM)についても同時に解説していきますので参考にしてください。

仮想通貨(暗号資産)のシンボル(XYM) とは?

仮想通貨としてのシンボル(XYM)は比較的新しい仮想通貨ということもあり、あまり詳しく知らない人も多いと思いでしょう。

まずはシンボルについて詳しく解説していきます。

ネム(XEM)をアップデートしたブロックチェーンプラットフォーム

シンボルを理解するにはまずネム(XEM)を知る必要があります。順番に解説していきます。

ネム(XEM)とは

ネムは2015年に誕生した比較的新しい仮想通貨です。まずネム自体は厳密には仮想通貨ではなくブロックチェーン技術を使ったプラットフォームの一つです。

 名前のネム(NEM)はNew Economy Movementの頭文字を取ったもので、経済的な自由・平等の実現を目的としています。

このネムで使える仮想通貨がゼム(XEM)です。しかし一般的にはプラットフォームを仮想通貨名として呼ぶことが多く、ネムが名前で単位をゼムとしてネム(XEM)として記載されることが多いです。

シンボルとネムの関係

シンボルはネムをアップデートし新たに生まれたプラットフォームです。機能的にはネムと同等の機能をもち、その上でさらにセキュリティ対策などが強化されています。

システム的にはほぼ同じ仮想通貨ですが、まったく別の仮想通貨という関係になっています。

シンボル(XYM)とは

XEM(シンボル)のイメージ

シンボルの仮想通貨名はゼム(XYM)です。ネムで使われる仮想通貨がゼムであり、ネム(XEM)と表示されるのが一般的なようにシンボルの場合はシンボル(XYM)と表記されるのが一般的です。

ネムから生まれたということもあり、取扱っている取引所はまだ少ない仮想通貨といえます。

ネム(XEM)との違い

ネムをアップデートしているものなら、シンボルが上位互換であってネムはもう不要なのでは?と考えてしまう人も少なくないでしょう。

現在ではネムとシンボルは別のプラットフォームの仮想通貨として独立した存在です。取引所でも別の仮想通貨として取引が続いています。

 一方でシンボルはネムよりもセキュリティが向上した仮想通貨ということもあり、法人向けの仮想通貨としての利用が期待されています。

法人として仮想通貨投資を行う場合にもっとも気になるのは利益ですが、次いで重要視されるのはセキュリティです。仮想通貨として新しいということは、それだけ最新の技術が用いられていることを意味しています。

逆に新しいために知名度や取引量に問題が発生する場合もありますが、新しいプラットフォームとしてのシンボルへの期待は高まっています。

シンボル(XYM)の特徴

仮想通貨で儲けている男性のイメージ

まだあまり知られていないシンボルですが、他の仮想通貨と比較すると特徴的な部分がいくつか存在しています。

手数料支払いがシンボル(XYM)で可能

仮想通貨を考える際には仮想通貨取引ばかりに目が行きがちです。しかし通貨である以上、通貨としてシンボルが認められているところでは支払い方法としてXYMを使用することができます。

 シンボルの特徴の一つに、シンボルを使った取引の手数料の支払いをXYMで済ますことができるという点があります。

これだけではメリットと感じない人も多いと思いますので詳しく解説します。

現金以外の支払い方法では何かしらの手数料が発生しているものです。

現金以外の支払いで発生する手数料とは

クレジットカードや電子マネーでは手数料は店負担である場合がほとんどなので意識することはないでしょう。クレジットカードであれば店が手数料を収めていますが仮想通貨では客側が収めるのが一般的です。

仮想通貨を日常的に使えるようなってくると、手数料の払い方も大きな差になります。

手数料をXYMで払える

仮想通貨を使った場合の手数料を考えた場合、国によって通貨が違うため複雑な上に大きな出費になってしまうことがあります。

しかし、シンボルの場合はシンボルの仮想通貨XYMで支払いを済ませて、手数料もXYMで収めることができるので複雑な手順が必要ありません。

キャッシュレスで便利に支払いをできるという利便性を最大限活かせる仮想通貨です。

セキュリティが高い

セキュリティが高い

2018年にコインチェックで580億円分もの仮想通貨が流出し、一大ニュースとなった事件を覚えている方は多いと思います。その際に流出してしまったのがネム(XEM)です。

日本国内でも仮想通貨に対する関心が高まり市場が盛り上がっていた中でのニュースだったため大きな事件となりました。

この件は取引所としての管理体制の問題であり、現在は信頼を取り戻しています。

ネムのセキュリティ

ネム自体はEigen Trust++(アイゲントラスト)と呼ばれているセキュリティ技術が導入されています。これはノード同士が常に監視を続けて異常があればすぐに感知するというシステムです。

 ノードとは簡単に言ってしまえば中継点や分岐点のことです。

何かしらの移動を行う場合に都度チェックする関所と考えるとわかりやすいでしょう。ネムの場合はノード同士が信頼性を確認し続けるため非常にセキュリティが高い仮想通貨です。

元々ブロックチェーン技術自体が改ざんは非常に難しいものでもあります。

シンボルのセキュリティ

セキュリティが高い

ネムから生まれたシンボルでは更にマルチレベルマルチシグという機能が導入されています。マルチレベルマルチシグは簡単に言ってしまえば稟議書のイメージです。

 各部署や上司の承認印をどんどんと押してもらってすべての許可が出れば承認となる仕組みです。

ブロックチェーン自体もパブリックブロックチェーンとプライベートブロックチェーンのどちらにも対応可能という特性から、高いセキュリティ性を持ちながら高速通信が可能です。

シンボルが動く際にはその度にチェックが入り問題がないことを確認してから、処理を進めるシステムになっています。

よりセキュリティの高いシステムといえます。

シンボルに関する発言権の指標にもなる

シンボルをはじめとする一部の仮想通貨では、株主のように開発方針などを決める際の投票権を持つこともできます。この投票権を得られるかはコンセンサスアルゴリズムによって変わってきます。

 シンボルではPoS+(Proof of Stake +)という仕組みが採られています。

従来のPoSでは所持量がそのまま発言権になってしまいますが、PoS+では所持量以外に手数料総額やノードスコアを参照しています。

保有だけではなくシンボルを活用しているかも考慮し、発言権を得られるようになっています。

ハーベスト(収穫)

ハーベストで得た報酬のイメージ

仮想通貨といえばマイニングを連想する人は少なくありません。

 マイニングは高性能なパソコンを難題も用意して、四六時中稼働させているイメージがあり一般の人には向いていない稼ぎ方の一つです。

シンボルではハーベストというマイニングのようなシステムが用いられています。内容としては先ほど解説した発言権と同じような判定です。また、一定期間シンボルを保有していることも条件の一つです。

一定量の保有と、活発な取引を行っていることで報酬を受け取ることができる仕組みです。

シンボル(XYM)の今後は?将来性を考察

NFT市場への参入

仮想通貨と同じようにNFTも注目が集まりつつあるジャンルです。また同じように注目されつつあるメタバースとの関連も深い市場といえます。

 NFTは非代替性トークンのことで、大体不可能で唯一性を保証されているデータです。

そのNFTのマーケットプレイスではシンボルを使ってNFTの購入が可能です。仮想通貨自体が注目されている投資対象でもありますが、仮想通貨のシンボルで購入できるNFTもまた投資対象として注目されています。

NFTへの評価は徐々に高まりつつあります。

大手取引所「Bithumb」へ上場

韓国の大手取引所であるBithumbはシンボルの仮想通貨XYMを新規銘柄として上場しました。

 日本でもシンボルを扱う取引所は増加の傾向にあります。

シンボルは世界的にもメジャーな仮想通貨として認識されつつあります。

 DeFi市場への参入

取引成立の握手

DeFiはDecentralized Financeの略で、日本語では分散型金融のことです。

 金融資産を管理する中央集権システムが不要なカプラットフォームとなる可能性があります。

現在国内の仮想通貨取引所はこの中央集権システムに該当し、取引のために手数料などが必須になっています。

手数料などを不要で取引可能とすることでより通貨として利便性の高いものを目指しています。

「FIFAワールドカップ」のプラットフォームに採用

2022年に開催予定のFIFAワールドカップに向けての宿泊施設建設計画のプラットフォームとしてシンボルのブロックチェーンを利用することが決まっています。

 ブロックチェーンのシステムは相互にデータを保存し、改ざん不可能なデータを複数の場所から確認できることにあります。

今回の場合は計画に対する進捗や、実際の状態をそれぞれ管理するためにシンボルのブロックチェーンシステムを使用して効率化を図るという試みです。

従業員だけでなく顧客も確認することができ、建設計画が確実に進行していることを確認できます。

シンボル(XYM)の売買ができるおすすめの取引所徹底比較

コインチェック(Coincheck)
GMOコイン
bitbank
(ビットバンク)
coincheck
GMOコイン
bitbank
取引所手数料
無料
メイカー:-0.01%
テイカー:0.05%
メイカー:-0.02%
テイカー:0.12%
販売所手数料
無料
無料
無料
レバレッジ
なし
2倍
なし
最低取引額
0.005通貨単位以上
(500円相当額以上)
0.0001 BTC/回
0.0006 BTC
取引通貨数
18種類
20種類
13種類
キャンペーン・特典
本人確認と入金で
BTC2,500円分
プレゼント
毎日10人に現金1,000円当たる!
-

コインチェック

Coincheck(コインチェック)

コインチェックのおすすめポイント
  • ダウンロード数ナンバー1
  • 操作性がよく使いやすい専用アプリがある
  • スマホで最短1日取引開始可能

コインチェックはアプリのダウンロード数ナンバー1と人気の高さも魅力の1つです。初心者から投資上級者まで幅広く利用されています。

 また取引手数料が無料になっているのは大きなポイントで、取引のコストを抑えることができます。

スマホで最短1日で取引を開始できるため、すぐに口座開設をしたい方にもおすすめです。

スマホアプリの操作性にも定評があり、スムーズな取引が可能です。

コインチェックの基本情報

取扱仮想通貨
  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. イーサリアムクラシック(ETC)
  4. リスク(LSK)
  5. ファクトム(FCT)
  6. リップル(XRP)
  7. ネム(XEM)
  8. ライトコイン(LTC)
  9. ビットコインキャッシュ(BCH)
  10. モナコイン(MONA)
  11. ステラルーメン(XLM)
  12. クアンタム(QTUM)
  13. ベーシックアテンショントークン(BAT)
  14. アイオーエスティー(IOST)
  15. エンジンコイン(ENJ)
  16. オーエムジー(OMG)
  17. パレットトークン(PLT)
  18. シンボル(XYM)
取引手数料 取引所:無料
販売所:無料 ※別途スプレッドあり
入金手数料 銀行振込:無料 ※振込手数料は本人負担
コンビニ入金:770円~(税込)
クイック入金:770円~(税込)
出金手数料 407円(税込)

出典:コインチェック
※2020年1月 – 12月(データ協力:App Annie)

GMOコイン

GMOコイン

GMOコインのおすすめポイント
  • 入金手数料や出金手数料が無料
  • 最短10分で取引開始が可能 ※1
  • 取り扱い銘柄数国内ナンバー1※1

GMOコインは様々な手数料の項目が無料になっており、比較的低コストで仮想通貨取引が可能な取引所です。

 取り扱い銘柄数は国内ナンバー1となっており、アルトコインも含め20銘柄を取り扱っています。

システムの侵入対策やコールドウォレット管理など様々なセキュリティー対策を行っているため、安心して利用できるのもうれしいポイント。

最短10分とスピーディーに取引を開始することができますよ。

GMOコインの基本情報

取扱仮想通貨
  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. ビットコインキャッシュ(BCH)
  4. ライトコイン(LTC)
  5. リップル(XRP)
  6. ネム(XEM)
  7. ベーシックアテンショントークン(BAT)
  8. オーエムジー(OMG)
  9. テゾス(XTZ)
  10. クオンタム(QTUM)
  11. エンジンコイン(ENJ)
  12. ポルカドット(DOT)
  13. コスモス(ATOM)
  14. シンボル(XYN)
  15. モナコイン(MONA)
  16. カルダノ(ADA)
  17. メイカー(MKR)
  18. ダイ(DAI)
  19. リンク(LINK)
  20. ステラルーメン(XLM)
取引手数料 販売所:スプレッドのみ
取引所:Maker-0.01% Taker0.05%
入金手数料 無料
出金手数料 無料

出典:GMOコイン
※1 GMOコイン公式サイトによる

bitbank

bitbank(ビットバンク)

bitbankのポイント
  • 国内の暗号資産取引所で取引量 国内No.1 ※1
  • 業界最狭クラスの販売所スプレッド ※2
  • 最先端のセキュリティー

bitbank(ビットバンク)もシンボルを扱っている暗号資産取引所です。取引量が多いこともあり、安定して取引が可能なのもポイントです。

 セキュリティー面でも、第三者機関から高い評価を得ており安心して取引をすることができます。

最短3分で口座開設も可能であるほか、最短1日で本人確認まで完了するのですぐに取引を開始できる点もうれしいポイントです。

レンディングという、仮想通貨を貸し出して利益を得るサービスが行える取引所でもあります。

bitbankの基本情報

取扱仮想通貨
  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. リップル(XRP)
  4. ライトコイン(LTC)
  5. ビットコインキャッシュ(BCH)
  6. モナコイン(MONA)
  7. ステラルーメン(XLM)
  8. クアンタム(QTUM)
  9. ベーシックアテンショントークン(BAT)
  10. オーエムジー(OMG)
  11. シンボル(XYM)
  12. チェーンリンク (LINK)
  13. メイカー(MKR)
取引手数料 販売所:スプレッドのみ
取引所:Maker-0.02% Taker0.12%
入金手数料 無料
出金手数料 550~770円
出典:bitbank
※1 2021年2月14日 CoinMarketCap調べ
※2 bitbank公式サイトによる

よくある質問

シンボルって何?
シンボル(Symbol)は企業とブロックチェーンを結びつける新しいブロックチェーンのプラットフォームです。主に法人向けとされている仮想通貨用ブロックチェーンサービスのことでもあります。
シンボルの仮想通貨は?
シンボル(Symbol)上で使用可能な仮想通貨はジム(XYM)です。シンボルという仮想通貨がある訳ではありません。
ネムって何?
ネム(NEM)はブロックチェーンのプラットフォームの一つです。仮想通貨名として使用されることもありますが、あくまでブロックチェーンプラットフォームの名前です。
ネムの仮想通貨は?
ネム(NEM)のままでも通じることが増えていますが、ゼム(XEM)がネムで使用できる仮想通貨です。そのためネム(NEM/XEM)として表記されていることもあります。
シンボルの長所は?
ネムからアップデートされたことによってセキュリティの強化と、処理速度の増加が大きなメリットです。仮想通貨取引においてはどちらも重要なポイントです。
シンボルの将来性はある?
2022年開催予定のFIFAワールドカップのホテル建設プロジェクトの管理にシンボルが使われています。その前後で価値が上がる可能性があります。
シンボルの仮想通貨を取り扱っているおすすめ取引所は?
記事内でも紹介していますが、現在ではコインチェックとGMOコイン、bitbankがおすすめの取引所です。

まとめ

今回はシンボル(Symbol/XYM)について詳しく解説しました。

法人向け仮想通貨として、より高性能なプラットフォームとして今後を期待されている仮想通貨です。まだ新しい銘柄ということもあって投資対象としても注目されています。

今回おすすめした取引所では取引可能な仮想通貨ですので、さっそくチェックしてみましょう。

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