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ネット証券と店舗型証券会社の違いとは?現役FPに独自インタビュー

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取材協力者
大久保 美伽

 

大阪府出身 
大学卒業後食品メーカーに入社するも家族の都合で退職、20代後半で某都市銀行で個人営業を経て外資系生命保険会社に勤務。
約20年の会社勤めを経て2020年に独立。
2021年にマネレボ株式会社を設立。

どこの金融機関にも属さず保険も証券も販売しない中立な立場で普遍的なお金の知識と正しいお金の増やし方を伝えている。
現在は老後に3,000万円差がつくオンライン投資講座を主宰。

Q.おすすめのネット証券を教えてください

大久保さんインタビューQ.おすすめのネット証券は?

大手ネット証券をおすすめします。現在大手ネット証券と言うと具体的には、楽天証券かSBI証券が選ばれています。

他には、松井証券やマネックス証券などが大手として知られています。

それぞれ提供するサービスや情報、ツール、投資に関する手数料が異なりますので、いくつか開設し自分に合うネット証券を見つけていただくのが正解です。

編集部コメント

大手ネット証券は、初心者サポートが充実しており、無料の情報配信やセミナーを開催している場合もあります。

取り扱う銘柄も豊富であるため、最初の口座開設は大手ネット証券を選ぶことをおすすめします。

Q.ネット証券は店舗型証券と比べて何が良いのでしょうか?

まずはPC・スマホでいつでも自分の好きなタイミングで売り買いの注文が出来るのが大きな魅力です。他ネット証券のメリットは3点です。

ネット証券のメリット
  1. 大手ネット証券では商品ラインナップが豊富。いい商品の数も多い。
  2. 売買手数料や投資にかかるコストが安く、手数料の安い商品が多い。
  3. セールスマンにセールスされず自分の意思で投資ができる

取材協力者:大久保さん

投資は今後長期でするものと考えると、気軽にコストを押さえて良い商品へ投資できるというのは最大の魅力です。

 

Q.ネット証券は店舗型証券と比べて何が悪いのでしょうか?

セールスマンがいないということは、営業マンからセールスされず自分で良い商品を選択できるというメリットがある一方で、自分で判断できる知識がないと商品選択等で迷ってしまい、いつまでも投資がスタートできないというデメリットがあります。

またスマホやパソコンから操作できるのは手軽な一方、スマホやパソコンが苦手という方は操作自体が難しい…と感じることもあります。

Q.ネット証券を選ぶ際に最も重視すべきポイントは何ですか?

最も重視すべきは信頼性です。まずは大手ネット証券がそういう点でも安心いただけると考えます。

ほかそれぞれ提供するサービスや情報、ツールが異なりますので比較して自分が重要視することを実現できるネット証券を選択することも大切なポイントです。

Q.株式投資を始めるために用意すべき資金はいくらがおすすめでしょうか?

ネット証券では100円から投資ができます。

ポイント
株式投資においても最近では単元株〔100株〕購入しても5万円以下で購入できる会社もございますし、または1株から購入できるネット証券も出てきてますので数百円でも始めることはできます。

ですのでいくら貯まってからとか、余裕ができてから…と投資自体を先延ばしするよりは、余裕資金ができたら今無理ない金額で数百円、数千円という少額からでも投資の経験を積むということをおすすめします。

取材協力者:大久保さん

少額でも早く始めるのが、資産形成成功の秘訣です。

 

Q.購入する株を選ぶポイントを教えてください。

人からのおすすめや、 「SNSに載っていたから…」など自分はよくわからないけどただ人から言われた銘柄というのはおすすめしません。

どのような事業をしていて、その会社のサービスや商品を知っているということがまずは大前提です。そのうえで会社の内容や業績、経営者の考え、企業理念、また配当金や株主優待の有無などご自身の投資の目的に照らして投資する企業を選択する必要があります。

取材協力者:大久保さん

また購入する時はその株式が今割安なのか割高なのかというその時点での株価水準を知って購入していただくとよいでしょう。

 

Q.初心者におすすめの銘柄はありますか?

初心者の方は、10万円以下で購入できる株など無理ない金額で購入できる株からスタートし、価格変動を体験していただけたらと思います。

その後価格変動に慣れたら、投資金額を増やしていくと良いです。

銀行や商社などはみなさん知っている会社が多いですし、高配当銘柄と言われ配当金が受け取れる会社もあるのでそういった配当金が受け取れる知名度の高い会社が比較的株価も安定しているため最初の一歩にはおススメできます。

Q.NISAとつみたてNISAのどちらを優先すべきでしょうか?

2023年でしたら非課税の期間が長い積立NISAです。

しかし、どちらにしても2024年からは新NISAに自動的に移行するため新NISAの制度を認識したらいいでしょう。

※一般NISAは非課税期間が5年、積立NISAは非課税期間が20年

Q.米国株などの外国株に投資するメリットを教えてください

海外の株式に投資するメリットは2点です。

外国株に投資するメリット
  1. 日本では得られない高い成長性を享受できる
  2. 円だけでなく海外の通貨に分散投資できる(円安対策)

残念ながら少子高齢化で人口減少が進む日本では失われた30年と言われるように長い間経済が低迷しています。

ポイント
そのため社会保険料増、増税、最近では物価上昇も進み何もしないと生活は苦しくなる一方です。最近では日米の経済政策の違いから2022年から円安が加速し、円の価値そのものが下落しています。

つまり預貯金に置きっぱなしというのは実はお金を減らす行為なのです。

取材協力者:大久保さん

より円の預貯金だけでなく海外の資産に投資することの重要性が高まっています。

 

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