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2025.06.02

プレスリリース

AIエージェントの開発を開始、FP相談サービスの大幅な生産性向上と顧客体験価値の向上を目指す

顧客の価値観に寄り添う丁寧なヒアリングノウハウをAI化、コンサルティング品質の飛躍的向上に挑戦

「金融の力を解き放つ」というパーパスのもと、ライフプラン実現を支援する金融サービスを開発・提供するブロードマインド株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:伊藤清 証券コード:7343 以下:当社)は、当社が展開するFP相談サービス『マネプロ』において、大幅な生産性向上と顧客体験価値の飛躍的向上を目的とした生成AI活用プロダクトの開発を開始したことをお知らせいたします。

■開発背景 

当社は、保険・証券・住宅ローン・不動産など幅広い金融商品を取り扱い、ライフプランを軸としたコンサルティングを行うFP相談サービス『マネプロ』を提供するなかで、お客様の人生観や価値観を深く理解し、「どのような人生を実現したいか」という本質的な部分から寄り添う、綿密なヒアリングプロセスを重視したコンサルティング手法を確立してきました。 

▼マネプロのライフプランニング
 https://www.moneypro.jp/about/lifeplan/
▼コンサルティング事例
 https://note.com/b_minded_pr/m/mf371a3376431

そのような中で、近年の新卒採用拡大に伴い、より多様な人材が早期から活躍できる環境づくりが求められる中で、教育の効率化と営業生産性のさらなる向上が、持続的な成長に向けた重点テーマとなっています。 

他方で、生成AIをはじめとするAI技術は、対話型のチャットにとどまらず、家計簿アプリによる支出傾向の可視化や、証券・保険アプリでのパーソナライズされた商品提案など、生活者の意思決定を自然に支援するかたちで日常に浸透しつつあります。また、AIを用いないものも含め、アバターによる案内や自動チャットといった“デジタルタッチポイント”の多様化が進み、金融サービスに対する生活者の接し方そのものが大きく変わりつつあります。

当社ではこれまでにも、ライフプランシミュレーター『マネパス』BtoC営業に特化したオンライン商談システム『ブロードトーク』など、ヒトの力とデジタルを融合させた先進的なサービス展開を進めてまいりました。 

しかし生活者の金融との接点の変化が加速する中で、「いつでも・誰でも・気軽に」お金にまつわる相談を始められる新たな接点の創出が、顧客体験の向上と継続的な信頼獲得において重要になってくると考え、営業初期のヒアリングやニーズ把握プロセスをAIが支援・代替する新たな仕組みの開発に着手するに至りました。

■開発状況

「初回面談前後のヒアリング・ニード喚起プロセス」をAIが担うプロダクトの開発を進めており、2025年度第3四半期中の社内利用開始(ローンチ)を目指しています。将来的には、『マネパス』や『ブロードトーク』などとの連携も視野に、FPによるコンサルティングの質と効率を一段と高めてまいります。

本件につきましては、5月14日に発表された当社の「2025年3月期決算説明」でもお伝えしております。こちらも併せてご覧ください。https://finance.logmi.jp/articles/381824#s25

この生成AIを活用した営業支援プロダクトの開発も、“誰のための金融か”という視点を起点に、より多くの方が、より良い状態で金融と向き合える未来をつくる一歩です。

今後も、当社は「あるべき姿の金融」を社会に実装していくことを目指し、人々のライフプラン実現を支援する金融サービス開発カンパニーとして、人の力とテクノロジーを融合させた価値提供を追求してまいります。

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