仮想通貨レバレッジは最大何倍かけられる?海外と日本の違いとは
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仮想通貨におけるレバレッジ取引とは、仮想通貨取引所に一定金額の証拠金を預けることによって、自己資金以上の金額を取引できるシステムです。
自己資金以上の金額を取引できるようになるので、資金効率が向上するというメリットがあります。しかし中には、「レバレッジ取引をやってみたいが方法が分からない」「レバレッジ取引は怖い気がする」という方も多いでしょう。
そこで今回は、仮想通貨のレバレッジについて、海外との違い、メリット・デメリットなど詳しく紹介。ぜひ最後までご覧ください。
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目次
仮想通貨のレバレッジは2倍までかけられる
仮想通貨を取引する際には、レバレッジ取引が可能です。ではレバレッジ取引とは一体どのようなものなのでしょうか?
ここでは仮想通貨におけるレバレッジ取引について解説していきます。以下の項目を詳しく解説していきます。
- レバレッジ取引の仕組み
- 現物取引との違い
- レバレッジ取引 海外と日本の違い
レバレッジ取引の仕組み
レバレッジ取引とは「差金決済」とも呼ばれていて、仮想通貨取引所に一定金額の証拠金を預けることで、自己資金以上の金額を取引できるシステムです。
仮想通貨の新規注文が約定すると、「ポジション(建玉)」が確定します。これは収益が確定する前の状態で、ポジションを取った場合、注文した時とは反対の決済注文を行うことで、利益を確定します。
レバレッジをかけると、自己資金以上の金額を取引可能です。例えば5万円の資金で、2倍のレバレッジ取引を行うと、10万円分の仮想通貨を取引できます。
仮想通貨取引で10%の利益が出た場合、現物取引だと5,000円なのに対して、レバレッジ取引を行った場合1万円の利益が出るので、資金効率がよくなる点がメリットです。
現物取引との違い
現物取引とは、その時の相場で仮想通貨を取引する取引方法です。レバレッジ取引とは異なり、仮想通貨をそのままの相場で保有できます。
5万円の資金を保有していると、5万円分の仮想通貨を取引でき、初心者にもおすすめの取引方法です。
現物取引では、自己資金以上の金額の取引を行えないというデメリットもあります。またレバレッジ取引は少額でも大きな取引に参加できるので、利益を出せるチャンスが増えます。
海外と日本の違い
レバレッジ取引における海外と日本の大きな違いは、レバレッジ倍率です。日本では仮想通貨取引のレバレッジは最大2倍までと決められています。
一方で海外の仮想通貨取引所では100倍以上のレバレッジ倍率を導入している取引所も多いです。
また海外の仮想通貨取引所の多くは「ゼロカットシステム」を導入しているのも特徴です。
ゼロカットシステムとは、レバレッジ取引で大きな損失を出してしまっても、証拠金以上に資産を失うことがないという救済システムです。
国内の仮想通貨取引所ではゼロカットシステムが導入されていないので、場合によっては資産がマイナスになってしまいます。
仮想通貨レバレッジ取引のメリット
仮想通貨取引でレバレッジ取引を導入することによって、さまざまなメリットを受けられます。
ここでは仮想通貨でレバレッジ取引をするメリットについて解説していきます。主なメリットとしては以下の通りです。
- 少ない資金で大きな利益を狙える
- 利益を狙えるチャンスが増える
- 24時間365日いつでも取引できる
少ない資金で大きな利益を狙える
仮想通貨のレバレッジ取引の最大のメリットは、少額でも大きな利益を狙える可能性があるという点です。
現物取引では自己資金以上の金額を取引できませんが、レバレッジ取引で自己資金以上の金額を取引できるので、資金効率が非常によくなります。
レバレッジ倍率を操作することはできませんが、保有するポジションの数量はユーザー側で操作できるので、リスクヘッジも可能です。
利益を狙えるチャンスが増える
仮想通貨取引を行う際に、レバレッジ取引を取り入れることによって、利益を狙えるチャンスが増えます。現物取引は、買い注文からしか取引を開始できません。
レバレッジ取引の場合、買い注文・売り注文どちらからでも取引をスタートできます。売り注文から取引をスタートする場合は、注文した価格よりも安く買い注文できれば、利益が出る仕組みです。
1万円で売り注文をスタートし、5,000円で買い注文をかけた場合、5,000円の利益が出たことになります。
24時間365日いつでも取引できる
仮想通貨取引は、基本的に24時間365日いつでも取引できるのも大きなメリットです。当然レバレッジ取引も例外ではありません。
平日仕事や学校で忙しい人でも、土日に取引できるので、自分のライフスタイルに合わせた投資が可能です。
株式やFXでもレバレッジ取引に対応していますが、株式の場合平日9時〜15時、FXの場合は平日にしか取引を行うことができません。
仮想通貨レバレッジ取引のデメリット
仮想通貨でレバレッジ取引を行うとさまざまなデメリットもあります。
ここでは仮想通貨でレバレッジ取引するデメリットを解説していきます。主なデメリットとしては、以下の通りです。
- 保有資産以上の損失を抱える可能性がある
- 長期運用には向いていない
- 価格変動が激しい
- レバレッジ手数料がかかる
- ロスカットが執行されてしまうこともある
保有資産以上の損失を抱える可能性がある
レバレッジをかけて取引を行うと、保有資産以上の損失を抱える可能性があります。仮に5万円に2倍のレバレッジをかけて取引して、損失を抱えたとします。
現物取引の場合は5万円の損失で済みますが、レバレッジ取引の場合は10万円の損失を抱えたことになるのです。
足りない分は追加で仮想通貨取引所の口座に入金しなくてはなりません。初心者がレバレッジをかけるのはリスクが高いので、現物取引から始めてみるとよいでしょう。
長期運用には向いていない
レバレッジ取引は長期運用に向いていないとされています。仮想通貨は、ちょっとしたきっかけで大きな価格変動を起こす点が特徴的です。
現物取引で運用していれば保有資産以上の損失を抱えることはありません。しかし、レバレッジをかけている場合、資産がマイナスになってしまう可能性が広がってしまいます。
長期運用をするのであれば、現物取引で仮想通貨を保有するのがおすすめです。また長期保有すればするほど手数料を支払い続けることになります。
価格変動が激しい
仮想通貨は、株式やFXと比べると価格変動が非常に激しい投資商品です。ちょっとしたニュースが発表されただけでもかなり価格が変動します。
短期間で大きな利益を挙げられる可能性がありますが、その逆もあり得るのです。そのため仮想通貨を取引する際には、常に価格の動向を伺わなくてはいけません。
レバレッジ手数料がかかる
仮想通貨でレバレッジ取引を行うとき、ポジションを管理するためのレバレッジ手数料がかかります。
レバレッジ手数料は、ポジションを保有したまま日を跨ぐとかかる手数料です。レバレッジ手数料の金額は、仮想通貨取引所によって異なります。
主な仮想通貨取引所のレバレッジ手数料をまとめてみました。
- Coincheck(コインチェック):レバレッジ取引非対応
- DMM Bitcoin:建玉金額×0.04%/日
- BITPoint:レバレッジ取引非対応
- マネックスビットコイン:建玉数量×対象銘柄の時価×日々更新する手数料率
- GMOコイン:買建数量×買値・売値(終値)×0.04 %
- bitbank:レバレッジ取引非対応
- LINE BITMAX:無料
- bitFlyer:建玉金額×0.04%/日
主要な仮想通貨取引所では、レバレッジ取引にそこまで大きな違いはありません。少しでもコストを抑えたいという方は、手数料が無料になっている仮想通貨取引所を利用しましょう。
ロスカットが執行されてしまうこともある
ロスカットとは保有しているポジションで一定水準以上の損失を被った場合、それ以上の損失を受けるのを防ぐために強制的に決済されるシステムです。
ロスカットが執行されるタイミングは、証拠金維持率によって決定します。
300万円分の仮想通貨レバレッジ取引を2倍で行う際、必要となる必要証拠金は150万円です。この場合ポジションを保有するのに必要な証拠金維持率は200%です。
この基準を下回ってしまうとポジションが強制的に決済されてしまい、大きな損失を抱える可能性があるので、注意が必要です。
仮想通貨レバレッジ取引で失敗を避けるには?【初心者必見】
レバレッジ取引はちょっとした失敗で、大きな損失を負ってしまうことも珍しくありません。ではどのようなことに気をつければよいのでしょうか?
ここでは初心者の方向けに、レバレッジ取引での失敗を避けるポイントについて解説します。レバレッジ取引を行う際には、以下のような点に気をつけましょう。
- 余剰資金で投資を行う
- 証拠金維持率を意識する
- 損切りを徹底する
- 「寝ポジ」には要注意
- 情報収集を積極的に行う
余剰資金で投資を行う
仮想通貨のレバレッジ取引は、生活費を除いた余剰資金で行うようにしましょう。
仮想通貨だけでなく、投資はどれだけリスクヘッジを行ったとしても、損失を抱える可能性があります。
生活費を投資につぎ込んでしまうと、精神的に追い込まれてしまい、冷静な判断ができなくなってしまいます。
証拠金維持率を意識する
レバレッジ取引を行う際は、証拠金維持率を常に意識することが重要です。証拠金維持率とは、証拠金不足になる危険性がどれだけ高いか示す数値を指します。
また証拠金維持率を意識することによって買い下がり・売り上がりなど、戦略的にポジションを取ることも可能です。
証拠金に余裕があれば、有利なポジションが取りやすくなります。常に意識するようにしましょう。
損切りを徹底する
仮想通貨取引に限らず、投資において損切りを徹底することは非常に重要です。
どんなに投資に慣れている人でも、100%勝てるということはあり得ず、時には損失を抱えることもあります。
投資を行う際には事前に損切りするタイミング・価格などをマイルールとして決めておき、それに則って淡々と取引するのがおすすめです。
損切りルールを決めないと、ついつい熱くなってしまい、大きな損失を負いかねません。
「寝ポジ」には要注意
「寝ポジ」とは、ポジションを保有した状態で就寝してしまうことです。寝ポジには、急激な価格変動が起こったとしても、すぐに対応できないというデメリットがあります。
寝ポジを行う場合は、指定した金額になった時に発動するアラートを設定する、指値決済注文を設定しておく、証拠金を追加しておくなどの対策が必要です。
情報収集を積極的に行う
仮想通貨のレバレッジ取引を行う際は、積極的な情報収集を心がけるようにしましょう。
仮想通貨はちょっとしたニュースでも大幅な価格変動を起こす傾向があります。自分が取引している銘柄の時価総額や流動性、市場分析をすることによって取引を有利に進めることができるのです。
仮想通貨関連の情報にはデマや誤情報も多いので、自分が信頼できる情報源を持っておくと便利です。
仮想通貨レバレッジ取引におすすめの取引所
仮想通貨取引所は国内だけでも種類が豊富で「どの取引所を利用したらいいの?」と疑問を持った方も多いでしょう。
そこで、ここではレバレッジ取引におすすめしたい仮想通貨取引所を紹介していきます。
GMOコイン | マネックスビットコイン | LINE BITMAX | DMM Bitcoin | bitFlyer | |
取扱銘柄数 | 24種類 | 4種類 | 7種類 | 28種類 | 21種類 |
レバレッジ取引対応銘柄数 | 5種類 | 4種類 | 7種類 | 34種類 | − |
最小取引数量 | BTC:0.01BTC ETH:0.1ETH XRP:10XRP | BTC:0.01BTC ETH:0.1ETH XRP:1XRP | 1円相当額 | BTC:0.0001BTC ETH:0.001ETH XRP:1XRP | BTC:0.00000001BTC ETH:0.00000001BTC XRP:0.000001XRP |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:無料 | 販売所:- 取引所:- 暗号資産CFD:無料 | 販売所:無料 取引所:Maker -0.01%/Taker 0.05% | 販売所:無料 取引所:- | 販売所:無料 取引所:約定数量×0.01~0.15% Lightning FX/Futures:無料 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
GMOコイン
- 運営しているのは信頼と実績のGMOグループ
- 24種類の仮想通貨を取り扱っている
- 取引スタイルに合わせて利用するサービスを選べる
- 高性能な取引ツールを配信している
・GMOグループの運営で安心
・高性能な取引ツールを配信
・売買規制が設定されている
・日本円でしか仮想通貨を購入できない
GMOコインは、「GMOコイン株式会社」が運営している仮想通貨取引所です。GMOコイン株式会社は、証券会社などを運営しているGMOグループの傘下です。
GMOコインでは24種類の仮想通貨を取り扱っており、その中の5種類がレバレッジ取引に対応しています。
入出金手数料や取引手数料など、仮想通貨を取引する上でかかる手数料の多くが無料になっているので、取引コストを抑えたいという方にはおすすめです。
GMOコインの基本情報
取扱銘柄数 | 24種類 |
最小取引数量 | BTC:0.01BTC ETH:0.1ETH XRP:10XRP |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:無料 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料(大口出金:400円) |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他サービス | ・暗号資産FX ・つみたて暗号資産 ・貸暗号資産ベーシック ・貸暗号資産プレミアム ・ステーキング ・IEO ・外国為替FX ・API |
マネックスビットコイン
- 暗号資産CFDを提供
- 豊富な注文方法に対応している
- 取引手数料無料
- スマホ1台で口座開設〜取引まで完結
・取引手数料無料
・スマホだけで取引できる
・スマホアプリでしか取引できない
・週1回のメンテナンス時間がある
マネックスビットコインは、「マネックス証券株式会社」が運営しているサービスです。マネックスビットコインでは他の仮想通貨取引所とは異なり、「暗号資産CFD」を提供しています。
マネックスビットコインの暗号資産CFDは、レバレッジ取引にも対応しています。様々な注文方法に対応しているので、仮想通貨経験者にもおすすめです。
マネックスビットコインの基本情報
取扱銘柄数 | 4種類 |
最小取引数量 | BTC:0.01BTC ETH:0.1ETH XRP:1XRP |
取引手数料 | 販売所:- 取引所:- 暗号資産CFD:無料 |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | SBI新生銀行:無料 SBI新生銀行以外:330円(税込) |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他サービス | – |
LINE BITMAX
- LINEアプリ上で仮想通貨を取引できる
- LINE Payをユーザーは、最短1分で口座開設完了
- LINKが取引できる
- コールドウォレットで利用者の資産を守る
・LINE Payをユーザーはすぐに利用開始可能
・LINKが取引できる
・PCから取引できない
・取り扱い銘柄が少ない
LINE BITMAXは、「LINE Xenesis株式会社」が運営している仮想通貨取引所です。メッセージアプリLINE上で、手軽に仮想通貨を購入できるのが魅力となっています。
LINE BITMAXではレバレッジ取引を実施していません。しかし「暗号資産信用取引サービス」を利用することで、2倍のレバレッジをかけて取引を行えます。
LINEで手軽に仮想通貨を取引できる点が、初心者からも好評の理由です。LINE Payユーザーはさらにお得に利用できます。
LINE BITMAXの基本情報
取扱銘柄数 | 7種類 |
最小取引数量 | 1円相当額 |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:Maker -0.01%・Taker 0.05% |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | LINE Pay:110円(税込) 銀行口座:400円(税込) |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他サービス | ・暗号資産貸出サービス ・暗号資産信用取引サービス |
DMM Bitcoin
- 26種類の仮想通貨をレバレッジ取引できる
- DMMグループの運営で安全
- 各種手数料が無料
- 365日サポートで初心者も安心
・各種手数料が無料
・ニーズにあわせたアプリ・ツールが利用できる
・仮想通貨取引以外のサービスが提供されていない
・仮想通貨の出金に時間がかかる
DMM Bitcoinは、「株式会社DMM Bitcoin」が運営している仮想通貨取引所です。アプリが初心者でも使いやすい点がメリット。
DMM Bitcoinの特徴としては、レバレッジ対応銘柄が多いという点です。DMM Bitcoinでは26種類の仮想通貨をレバレッジ取引することができます。
またDMM Bitcoinには各種手数料が無料、365日サポートが実施されているなど、様々なメリットがあります。
DMM Bitcoinの基本情報
取扱銘柄数 | 28種類 |
最小取引数量 | BTC:0.0001BTC ETH:0.001ETH XRP:1XRP |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:- |
日本円の入金手数料 | 無料 |
日本円の出金手数料 | 無料 |
仮想通貨の送金手数料 | 無料 |
その他サービス | 販売所・BitMatch注文 |
出典 | DMM Bitcoin公式サイト |
bitFlyer
- ビットコインの取引量6年連続No.1
- 厳重なセキュリティで安心して利用できる
- 各種仮想通貨を1円から購入できる
- Lightning FXの利用でレバレッジ取引が可能
・少額から取引できる
・Lightning FXでレバレッジ取引が可能
・アルトコインの出金に手数料がかかる
・取引所の取り扱い銘柄が少ない
bitFlyerは、「株式会社bitFlyer」が運営している仮想通貨取引所です。ビットコインの取引に長けており、ビットコインの取引量6年連続No.1を獲得※しています。
bitFlyerではレバレッジ取引・先物取引などに対応した「bitFlyer Lightning」を提供しています。
またbitFlyerでは、ビットコインをはじめとする各種仮想通貨を、1円から取引できます。少額投資から始めたい初心者にはおすすめの取引所です。
bitFlyerの基本情報
取扱銘柄数 | 21種類 |
最小取引数量 | BTC:0.00000001BTC ETH:0.00000001BTC XRP:0.000001XRP |
取引手数料 | 販売所:無料 取引所:約定数量×0.01~0.15% Lightning FX/Futures:無料 |
日本円の入金手数料 | 住信SBIネット銀行:無料 住信SBIネット銀行以外:330円(税込)/件 |
日本円の出金手数料 | ・三井住友銀行 3万円未満:220円(税込) 3 万円以上:440円(税込) ・三井住友銀行以外 3万円未満:550円(税込) 3万円以上:770円(税込) |
仮想通貨の送金手数料 | BTC:0.0004BTC ETH:0.005ETH XRP:無料 |
その他サービス | ・bitFlyer Lightning ・bitFlyerかんたん積立 ・bitFlyerクレカ ・友達招待プログラム ・Vポイントから交換 ・ビットコインをもらう ・Braveブラウザ連携 ・ビックカメラでお買い物 ・ビットコイン寄付 |
出典 | bitFlyer公式サイト |
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高(差金決済 /先物取引を含む)
仮想通貨レバレッジについて現役FPに独自インタビュー
マネースタートでは、現役FPである恩田雅之さんに仮想通貨のレバレッジ取引を行う際に気を付けることをお聞きしました。
監修者:恩田雅之
お金に関するコラム等の執筆・監修などネット上の記事作成・記事監修など金融知識や資産運用に関するセミナーの講師および企画を行う。金融知識の向上をセミナーやブログ等を通してサポートしています。
Q.仮想通貨(暗号資産)でレバレッジ取引をする際に気をつけるべきことはありますか?
仮想通貨(暗号資産)は、手元資金の最大2倍(個人の場合)までのレバレッジ取引ができますので、現物取引に比べ最大2倍の利益が期待できます。反面、投資した仮想通貨が下落した場合、損失も2倍になる点に注意が必要です。
レバレッジ取引では、ロスカットルールにより価格の急落で一定以上の損失が出た場合は、強制的に決済され損失が膨らまないようになっています。
ただし、そこで損失が確定します。また、ロスカットルールが発動される証拠金維持率は取引所により異なるので注意しましょう。
仮想通貨レバレッジ取引の流れ
仮想通貨のレバレッジ取引を始めるには、以下のような手順を踏む必要があります。ここではDMM Bitcoinを例に挙げて解説します。
- DMM Bitcoinの口座を開設する
- 日本円を入金
- スマホアプリを「EXモード」に切り替える
- レバレッジ取引で新規注文を行う
- 決済注文を行う
DMM Bitcoinで仮想通貨のレバレッジ取引を行うときには、DMM Bitcoinの口座を開設する必要があります。事前に口座を開設しておきましょう。
多くの仮想通貨取引所の口座は無料で開設できるので、特に出費はありません。またDMM Bitcoinでは、最短1時間で口座開設が完了します。
DMM Bitcoinの口座開設が完了したら、口座に日本円を入金します。この時、アプリ上から入金できる「クイック入金」が便利です。入金した日本円を利用して、新規注文を行えば購入は完了です。
ポジションを保有しており、決済したいタイミングになったら、トレード照会画面から決済注文を立てて決済していきます。
決済が完了し、DMM Bitcoinの口座から出金すれば、現金が指定口座に入金されます。
仮想通貨レバレッジ取引に関するよくある質問
原義は「テコの原理」のことで、資金を証拠金(担保)として取引所に預けることで、元手よりも大きい取引を行う投資手法です。仮想通貨以外にもFXや株などでも用いられています。
国内では2倍までに制限されています。それ以上の倍率でレバレッジをかけたい場合は、海外の取引所を利用する必要があります。
レバレッジをかけるとその倍率分損失も増える計算なので、一般的な現物取引と比較すると危険性は上がりますが、前述の通り、国内ではレバレッジが2倍までに制限されているため、よほど無理な金額を投入しない限り、危険性はヘッジできます。
仮想通貨は元本保証のある商品ではありません。よって非常に大きい損失を出したり、余剰資金を超えた資金を投入すると、借金をせざるを得ない場合があるので注意しましょう。
仮想通貨レバレッジ取引のまとめ
今回は仮想通貨のレバレッジについて解説しました。仮想通貨のレバレッジとは、証拠金を預けることによって自己資金以上の取引を行えるシステムです。
資金効率がよくなる・利益を狙えるチャンスが増えるなどのメリットがある一方で、損失が増えるリスクがある・ロスカットが執行される可能性があるなどのデメリットもあります。
レバレッジ取引は一定のリスクが伴う取引方法です。しかしそのリスクを最小限まで抑えることもできます。今回の記事を参考に、無理のない範囲でレバレッジ取引に取り組んでみてください。
- 金融庁「暗号資産に関する相談事例等及びアドバイス等」
- 金融庁「暗号資産(仮想通貨)に関連する制度整備について」(PDF)
- 政府広報オンライン「暗号資産の「必ずもうかる」に要注意!マッチングアプリやSNSをきっかけとしたトラブルが増加中」
- 日本銀行「暗号資産(仮想通貨)とは何ですか?」
- 参議院「暗号資産(仮想通貨)をめぐる制度整備(PDF)」
- 国立国会図書館「仮想通貨は「通貨」なのか」
- 一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)「暗号資産交換業に係る勧誘及び広告等に関する規則」
- 第二種金融商品取引業協会「広告等に関するガイドライン」
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。